居宅サービスの種類

訪問介護(自宅訪問)

訪問介護員(ホームヘルパー)がサービス利用者の自宅を訪問して行うサービスのこと

具体的内容

  • 身体介護(排泄、食事、更衣、入浴の準備や介護)
  • 生活援助(掃除、洗濯、調理といった家事の援助)
  • 事業所によって介助付き送迎

訪問看護

医療事業者(専門資格がある)がサービス利用者の自宅を訪問して行うサービスのこと

さらに具体的な療養生活や介護生活を支え、人それぞれに沿ったサービス

ただし生活援助(掃除、洗濯、調理といった家事の援助)は含まれません

通所介護(デイサービス)

専門施設にて、食事や入浴といったリハビリ以外の生活支援を受けれるサービス(医療事業者はおらず、日帰り)

通所リハビリテーション(デイケア)

施設や病院にて、条件を満たした利用者それぞれの心身の機能能力維持や、自宅での生活回復を主とした専門的な指導が受けれる。

短期入所生活介護(ショートステイ)

専門施設にて、条件を満たした利用者が生活支援を短期入所することで受けれる(期間上限あり。条件により金額も異なります)

住宅改修(リフォーム)

利用者にからだの変化があったときや福祉用具を使用するなどで、家の修理をおこなう工事のこと

福祉道具貸与

介護に必要な車椅子などの福祉用具の貸与を行うサービス

対象品目

車椅子、特殊寝台、床ずれ予防用具、移動リフトなど

地域密着型サービスの特徴

今後、認知症高齢者や要介護高齢者の増加が予想されます。そして、できる限り介護度が重くなっても、住み慣れた地域で生活ができるようにする目的でつくられたサービスです。地域の特性を活かして、その地域に添ったサービスを提供するために事業者の指定や監督は市町村が主体となり行っている。利用者は原則としてサービスを提供する事業所のある市町村居住の被保険者に限られています。

小規模多機能型居宅介護

短期間の「宿泊」や利用者の自宅への「訪問」などの支援や機能訓練を行うサービス

利用人数を29人以内に限定して同じ事業所の職員が3つのサービスに敵宣関わるので利用者が安心感を得やすいサービスです

*このサービスを利用している間は他の訪問、通所サービスが保険給付の対象外となります

定期巡回・随時対応型訪問介護看護

24時間体制で訪問介護と訪問看護を組み合わせて提供するサービス

決まった時間に利用者宅を訪れる「定期巡回」と利用者に貸与された「ケアコール端末」からの通報によって利用者宅を訪れる「炊事対応」の2種類があります。
 

まとめ

居宅サービスにはさまざまな種類があります。現在の状況と希望を整理して、サービスや金額などのポイントをチェックしながら判断しましょう。公的な介護施設は費用が安いですが、空きが少ないのが現状です。早めに決めておき、お金などの準備も考えたほうが良いでしょう。